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「憧れの東京」に来てどう思った? 昭和、平成、令和の女性たちが明かす「私の上京」エピソード

時代をけん引した「上京ドラマ」年表

時代をけん引した「上京ドラマ」年表

東京は“梅田”だらけだった!

 大阪府出身の40代女性・Bさんは、同じような都会だと思っていた“大阪と東京の違い”に驚いたという。

「ロスジェネ世代の私は就職氷河期ど真ん中。地元の大阪でなんとかして憧れの広告業界に入ったもののお給料は雀の涙。同じ業界でも上京して会社に入った同僚はブルガリの時計を買えるくらい潤ったと聞いて、30代半ばで東京行きを決意しました。

 それまでは『東京も大阪も一緒やろ』と思っていたけどとんでもない間違い。新宿や渋谷だけじゃなくて、立川や池袋にも百貨店や家電量販店、大きなビルが立ち並んでいることに『梅田みたいな街があちこちにある!』とめちゃくちゃ驚きました」(Bさん)

半径5mは地元と一緒

 令和の時代はどうだろうか。三重県出身の20代女性・Cさんは、想像と違っていた東京の様子に戸惑っているようだ。

「大学進学のために、一昨年上京したけれど、思ってたのと全然違う。テレビとかインスタグラムとかに映る東京って、六本木とか渋谷とか栄えているところだけなんですね……。私がいま住んでいる23区外の街は、一角を切り取って写真を撮っても実家の近くとそう大きい違いはない(苦笑)。憧れの東京はまだまだ遠いです」(Cさん)

 昭和の時代から、平成、令和まで、世の女性たちはさまざまなかたちで“上京”を経験し、その印象も時代によって異なるようだ。

※女性セブン2023年2月16日号

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