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中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

コンビニ商品値上がりでも実は今が「適正価格」と考えられる理由 物価高時代に問われる“コンビニの存在意義”

コンビニ商品の値上がりを消費者はどう受け止めるべきか(イメージ)

コンビニ商品の値上がりを消費者はどう受け止めるべきか(イメージ)

 コンビニはかつて「ずっと開いていて便利だけど高い!」という声があったがPB商品の充実などの企業努力もあって、スーパーとの価格差が縮まった時期もある。だが、昨今の物価高で、コンビニの価格が著しく上昇していると感じる人は少なくない。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏の元にもそうした声は複数寄せられているというが、消費者はいま、コンビニという存在をどのように受け止めればよいのか。中川氏が消費者の本音を踏まえて考察する。

“毎回1000円札がなくなる場所”という割り切り

 少し前まで100円台前半が当たり前だったコンビニおにぎりも200円台になっており、200円台だった冷凍総菜は300円台後半に、アイスは278~378円ぐらいのもののラインナップが充実している印象です。

「若者のコンビニ離れ」といった記事も出るような時代になってきましたが、最近、「コンビニで買い物する際は、価格は見ないようにしている」と言った私の知人・Aさんは40代です。そこそこお金は持っているはずですが、なぜコンビニで価格を見ないかといえば「価格を見ると物価高を実感して気持ちがへこむ」と語っていました。

 だから、自分の欲しいものを適当にカゴに入れ、レジで「819円」とかになるのを「昔はコレで580円ぐらいだったのだが……」というふうに考えることなく、機械的に1000円札を払うようにしている。

「もう、知らないッスよ。仕事前に簡単な朝メシとコーヒーを買えるのはコンビニしかないわけで、自分にとっては行くしかない場所です。もう“毎回1000円札がなくなる場所”という割り切りをしています。諦めの境地ですね。もちろん、24時間営業してくれてるし、おにぎりもおいしいので、その存在には感謝しています」(Aさん)

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