愛鷹氏が2024年12月に買って握り続けたキオクシアHD株は、ついに70倍株を達成!(写真:イメージマート)
米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発する中東情勢の混乱を背景に、ボラティリティ(価格変動率)の高い相場展開が続いている。そんななか、日本株で続々と「10倍株(テンバガー)」を連発しているのが、会社員として働きながら、14年連続でテンバガー達成という驚異的な記録を持つ現役サラリーマン投資家・愛鷹(あしたか)氏だ。その数は、ついに100銘柄を突破したというが、いったいどのような銘柄に目をつけているのか──。(以下、データは6月22日時点)
今年に入ってから「テンバガー100銘柄」の大台を突破
愛鷹氏は20代だった2008年8月に元手160万円で個別株投資を始め、7年後の2015年に運用資産が1億円を超えて億り人に。30代で2.5億円の資産を築き上げた。これまで14年連続で計113銘柄の10倍株を手にし、「テンバガーハンター」の異名を取る。2025年9月、築いた資産は4億円に達した。
給料の手取りから捻出できる範囲で優待株や高配当株を最低単元でコツコツと買い進めていった結果、“超”が付くほどの分散投資となり、保有銘柄は2013年に500社超、2019年に800社を超えた。2026年現在、約1000銘柄を保有する。
10倍株達成の数が100銘柄の大台を突破したのは今年(2026年)に入ってから。1~6月3日までの間に 、キオクシアホールディングス(285A)、日本ドライケミカル(1909)、MCJ(6670)、日本マイクロニクス(6871)、IHI(7013)、ディーエムエス(9782)、オープンハウスグループ(3288)、地盤ネットホールディングス(6072)、三井物産(8031)、アニコム ホールディングス(8715)、スカパーJSAT(9412)、 ダイトロン(7609)、マルマエ(6264)、イノテック(9880)、セレンディップ・ホールディングス(7318)、大阪有機化学工業(4187)の計16銘柄(達成順)で次々とテンバガーを達成した。
このうち、今年に入ってから著しい株価急騰で話題のキオクシアホールディングス(2024年12月18日新規上場)については、愛鷹氏は上場から間もない同年12月30日に「半導体大手を買っておこう」と打診買いしたという。その際の参戦単価は1598円(1株)だったが、キオクシアHD株は約1年後の2026年1月21日に早くも10倍株を達成。史上最高値11万2700円(1株)をつけた今年6月22日には、取得後わずか約1年半で70.53倍に達した。
多くの投資家が一度は達成したいと憧れる10倍株だが、これほど多く手にできた秘訣は何か。10倍株、さらにはそれ以上に育つ潜在力を持つ銘柄には、どのような特徴があるのか。
