資産17億円超を築いたシケモク投資家さんは、どのようにして有望株を見つけているのか(写真:イメージマート)
日経平均株価は7万円前後の史上最高値圏で推移しているが、その中身を見ると、半導体メモリ大手のキオクシアホールディングス(HD)をはじめ一部のAI・半導体銘柄が日経平均を引き上げている構図が浮かび上がってくる。だからといって、「AI・半導体ブーム」にいまから乗ろうとしても、キオクシアHD株は1単元(100株)で800万~1000万円ほど、東京エレクトロンは1単元800万円弱が必要になるなど、一般的な個人投資家には手を出しにくい状況にあるのも事実だ。
そこで注目したいのが、元手300万円で株式投資を始め、資産17億円超を築いた億り人・シケモク投資家さんが実践する「資産バリュー株投資」だ。いったいどのような投資手法なのか──。
シケモクさん流「資産バリュー株投資」
シケモク投資家さんが説明する。
「資産バリュー株投資とは、企業が保有する現金や不動産、投資有価証券といった企業価値に比べて株価が割安な銘柄に投資する手法です。決算書を徹底的に読み込み、それこそたばこの吸い殻である“シケモク”のように『誰も見向きもしない不人気な小型株』、つまり、企業価値に対して極端に割安な『資産バリュー株』を買って、本来の価値に見合う“適正株価”に戻るまで長期保有することで利益を得るやり方です。簡単に説明すると、本来100円の価値があるものを50円以下の安値で買って100円に戻るまで待つ投資スタイルです。
私はシケモク投資家と名乗っていますが、まったく成長せず、もしくは赤字企業で、保有する資産価値を切り売りすることで“最後のひと吸い”ができるような一般的な“シケモク”株には興味がありません」(以下、「」内コメントはシケモク投資家さん)
企業の資産価値に比べて株価が割安かどうかを見る指標には「PBR(株価純資産倍率)」がよく知られているが、「それだけでは足りない」とシケモクさんは言う。
【プロフィール】
シケモク投資家/投資歴25年の個人投資家。大手電機メーカーに勤務しながら2001年に始めた株式投資で2022年に資産4億円に到達したことを機にFIREを達成。「資産バリュー株投資」を実践して現在の資産は17億円超。2026年6月、著書『サラリーマンが株で4億円。FIREして今17億円』(KADOKAWA)を出版。
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