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書評 の記事一覧

『就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差』(近藤絢子・著/中公新書)
【就職氷河期世代】統計データの緻密な分析から浮き彫りになるその実像 通説とは大きく異なる…
 就職氷河期世代と呼ばれた人々はどのような特徴を持っているのだろうか。そんな疑問を客観的なデータをもとに分析したのが『就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差』(近藤絢子・著/中公新書)…
2025.05.04 16:00
週刊ポスト
『日本経済の死角─収奪的システムを解き明かす』(河野龍太郎・著/ちくま新書)
【日本経済の死角】富が拡大するのではなく、限られた富を皆で奪い合う収奪的システムになって…
 高度経済成長を経て、誰もが豊かになるはずだった日本社会だが、果たして今、どれだけの人が豊かさを享受できているのだろうか──。日本経済が低迷する原因を分析した『日本経済の死角─収奪的システムを解き明かす…
2025.05.02 16:00
週刊ポスト
岩井克人著・『資本主義の中で生きるということ』(筑摩書房)
「資本主義の中で生きるということ」の意味 バブルとパニックの繰り返しが資本主義の宿命、森…
 日本経済が資本主義の上に成り立っていることは疑いようのない事実だ。しかし「資本主義」がどんなものなのか、しっかり理解できているのだろうか──。資本主義の本質に迫る経済学者・岩井克人氏の話題書『資本主…
2025.01.15 16:00
週刊ポスト
中間真一氏・著『SINIC理論 過去半世紀を言い当て、来たる半世紀を予測するオムロンの未来学』(日本能率協会マネジメントセンター)
森永卓郎氏が「SINIC理論」から読み解く、2025年以降の経済社会の姿 「自給自足に近い暮ら…
 グローバル資本主義が限界を迎えるなか、2025年を占う1冊として、経済アナリスト・森永卓郎氏が選んだのは、中間真一氏・著『SINIC理論 過去半世紀を言い当て、来たる半世紀を予測するオムロンの未来学』(日本…
2025.01.01 19:00
週刊ポスト
NHK取材班・著『人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」』(NHK出版新書)
【人口減少時代の再開発】日本全国で高層ビルのラッシュに慄然 一方で「人間の身の丈にあった…
 街の景色が変わりゆくなか、2025年を占う1冊として、評論家の川本三郎氏が選んだのは、NHK取材班・著『人口減少時代の再開発 「沈む街」と「浮かぶ街」』(NHK出版新書)だ。高層ビルによる再開発が進む一方で、…
2024.12.31 16:00
週刊ポスト
長嶋修・著『グレートリセット後の世界をどう生きるか 激変する金融、不動産市場』
森永卓郎氏も全面的に賛成する「グレートリセット」の到来 その後どのような経済・社会が訪れ…
【書評】『グレートリセット後の世界をどう生きるか 激変する金融、不動産市場』/長嶋修・著/小学館新書/990円【評者】森永卓郎(経済アナリスト) いま世界の資産市場は、とてつもない高値を付ける全面的バブ…
2024.11.11 19:00
週刊ポスト
首相在任中は「3本の矢」について何度も繰り返した(時事通信フォト)
森永卓郎氏『ザイム真理教』が示唆する「アベノミクス失敗」の本質 「財政均衡主義」という“…
「財政への信任が失われることがないよう、財政健全化を着実に進める」──1月22日、経済財政諮問会議で岸田文雄首相はそう発言した。内閣府は同日、2025年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)について、…
2024.02.04 19:00
マネーポストWEB
『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』(大西広・著/講談社+α新書)
森永卓郎氏が読み解く『「人口ゼロ」の資本論』 岸田政権は「異次元の少子化対策」を抜本的に…
 経済アナリスト・森永卓郎氏が“2024年を占う1冊”として挙げるのが『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』(大西広・著/講談社+α新書)だ。岸田政権が少子化支援策を次々と打ち出す中、どうすれば本…
2023.12.30 19:00
週刊ポスト
『中流危機』(NHKスペシャル取材班・著/講談社現代新書)
【中流危機】GDP世界4位に転落が確実となった日本経済 人的資本が失われた日本の捲土重来の…
 かつては世界で大きな存在感を見せていた日本経済だが、昨今はその凋落を指摘されることも多い。話題の新刊『中流危機』(NHKスペシャル取材班・著/講談社現代新書)を、経済アナリスト・森永卓郎氏が読み解く。…
2023.11.25 17:00
週刊ポスト
『ザ・キルスコア 資本主義とサステナビリティーのジレンマ』(ヤコブ・トーメ・著 鈴木素子・訳)
資本主義によって奪われる命を数値化した「キルスコア」 利権を持つ人にとって都合の悪い数字…
 資本主義によって奪われる命の数を、どう算定するか──。話題書『ザ・キルスコア 資本主義とサステナビリティーのジレンマ』(ヤコブ・トーメ・著 鈴木素子・訳)を、経済アナリスト・森永卓郎氏が読み解く。以下…
2023.08.16 19:00
週刊ポスト
日本の「財源」問題をどう考えるか?(写真:イメージマート)
中野剛志氏が断言「日本は財政破綻しない。増税の必要もない」 その理由を「正しい貨幣論」か…
 防衛予算の増額などに伴い、その財源や増税に関する議論が続いている。そうしたなか、「日本が財政破綻することはない。また、増税の必要もない」と明言するのは、評論家の中野剛志氏だ。3月に緊急出版した『どう…
2023.05.10 07:00
マネーポストWEB
長年、産業医として働いてきた川村孝さんが考える、職場のメンタルヘルス問題とは
産業医が考える職場のメンタルヘルス問題 「管理職は自分が言いたいことを言っちゃだめ」
 近年、注目度が高まる職場のメンタルヘルス問題。職場の人間関係や部下との接し方に悩んでいる人は、どのように振る舞えばよいのか。そうした点についてアドバイスしてくれるのが、著書『職場のメンタルヘルス・…
2023.04.26 15:00
女性セブン
『日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪』(桂幹・著)
森永卓郎氏も納得する「日本の電機産業凋落」4つの原因 デジタル化の過程で台湾や韓国に抜…
 日本の電機産業はなぜ凋落したのか──。話題書『日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪』(桂幹・著/集英社新書)を、経済アナリスト・森永卓郎氏が読み解く。以下、森永氏の書評を紹…
2023.04.23 11:00
週刊ポスト
『ゼロからの『資本論』』(斎藤幸平・著)
話題書『ゼロからの『資本論』』で描かれた一般的な資本論の理解を根底から覆すユートピアへの…
「新書大賞2021」大賞を受賞するなど、大きな話題となった『人新世の「資本論」』(集英社新書)の著者・斎藤幸平氏の新刊『ゼロからの『資本論』』(NHK出版新書)を、経済アナリスト・森永卓郎氏はどう読んだか。…
2023.02.25 19:00
週刊ポスト
『コロナショック・ドクトリン』(松尾匡・著)に何が書かれているのか
森永卓郎氏が「2022年のベスト本」を解説 岸田政権下で強化される弱肉強食化政策
 コロナ禍で社会は大きく変わったが、その裏で過激な弱肉強食化政策が進んでいる──。話題の本『コロナショック・ドクトリン』(松尾匡・著/論創社)を、経済アナリスト・森永卓郎氏はどう読んだのか。 * * …
2022.12.27 19:00
週刊ポスト
『世界インフレの謎』(渡辺努・著)
極端に低いレベルに収まっている日本のインフレを待ち受ける2つのシナリオ
 物価高が続いているが、日本のインフレは世界と比べてどのような水準にあるのか。今のインフレの原因を分析し、将来を展望する話題の著書『世界インフレの謎』(渡辺努・著/講談社現代新書)を、経済アナリスト…
2022.12.21 19:00
週刊ポスト
貧困に対してどう向き合うべきか(写真:イメージマート)
『東京貧困女子。』中村淳彦さんインタビュー 「貧困を消費するな」批判をどう考えるか
 いまや大きな社会問題となっている「貧困」。昨今、それが拡大し、深刻化していることは報道で知っていても、果たしてどこまでそれをリアルに感じているだろうか。 漫画『東京貧困女子。』は若い女性たちが貧困…
2022.11.02 07:00
女性セブン
『SINIC理論 過去半世紀を言い当て、来たる半世紀を予測するオムロンの未来学』(中間真一・著)
オムロン創業者の「SINIC理論」の先 最適化社会から自律社会への大転換
【書評】『SINIC理論 過去半世紀を言い当て、来たる半世紀を予測するオムロンの未来学』/中間真一・著/日本能率協会マネジメントセンター/2530円【評者】森永卓郎(経済アナリスト) エコノミストが行う予測は…
2022.10.28 19:00
週刊ポスト
楠木建さんの新刊『絶対悲観主義』
楠木建氏が説く“絶対悲観主義”の仕事論「仕事は思い通りにならない人に向けてやるもの」
「ビジネス書大賞2011」大賞を受賞し30万部を超えるヒットとなった『ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件』など、ビジネス書のベストセラーを生み出し続けている一橋ビジネススクール教授・楠木建さんの…
2022.10.19 15:00
女性セブン
『GE帝国盛衰史──「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか』(著・トーマス・グリタ、テッド・マン/訳・御立英史)
米国経済を牽引した「GE帝国」の盛衰 数字のみ追い求めガバナンスを軽んじた末路
 国家を代表するような巨大な企業であっても、その栄華が永遠に続くわけではない。その好例が、米国のゼネラル・エレクトリック(GE)社だろう。「最強企業」はいかにしてその企業価値を失っていったのか──。ノン…
2022.10.04 19:00
週刊ポスト

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