我が家は、電気を比較的使わない環境にあるのではないでしょうか。また、私は長野県在住で、夏場のクーラーはほとんど使わない代わりに、冬場の暖房が電気代の多くを占めています。
これらを踏まえて、電力会社の平均モデルである「1か月260kwh」よりも多く電力を使った時期、使用量が少なかった時期に分けて、我が家でかかった電気代を検証していきたいと思います。
20%程度の電気代削減に
まず、夏場を中心とした「平均モデルよりも電気を使わなかった時期」はどうだったか、見ていきます。この時期の数字は、筆者と同じDINKSや一人暮らし世帯の方の参考になると思います。以下、新電力の料金は実際の請求額を掲載し、契約変更前の既存の電力会社(以下、既存会社)の料金は契約電流を30Aとして利用電力量から算出したものを掲載しています。
・2016年6月 電気使用量136kwh【新電力3228円/既存会社4125円/削減額897円】
・2016年7月 電気使用量159kwh【新電力3708円/既存会社4770円/削減額1062円】
・2017年6月 電気使用量158kwh【新電力3862円/既存会社4803円/削減額941円】
・2017年7月 電気使用量189kwh【新電力4629円/既存会社5684円/削減額1055円】
・2017年8月 電気使用量210kwh【新電力5167円/既存会社6281円/削減額1114円】
このほかの月も見てみると、1か月1000~2000円程度、率にして20%程度、電気料金が削減されていました。一軒家に引っ越してから4000円以下になったことがなかったので、切り替えてすぐ3000円台が続いたのは効果を感じました。