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ミスドの業績復調、ファンが語るその魅力 「カフェとファミレスのいいとこ取り」の地位を確立か

ミスドが“ファミレス”の代替に

 IT企業に勤務する30代男性・Bさんは、ファミレス感覚で利用するという。

「仕事の休憩時や、会社帰りに立ち寄ったり、休日にちょっと寄って仕事を片付けたり、よく利用しています。少し前までファミレスに行っていたんですが、最近のファミレスは“ちょっと高級”になってしまったというか……。ファミレスで食事とドリンクを注文すると、なんだかんだ1500円とか2000円とかする。コスパが悪いなと思って、足が遠のくようになりました」(Bさん)

「ミスドの価格帯がちょうどいい」というBさんは、カフェよりも豊富なメニュー、ファミレスよりも安い価格帯がお気に入りだという。

「いつも、150円くらいのドーナツ1個と、『ミスド ブレンドコーヒー』を頼みます。コーヒーは275円でおかわり自由というのは、めちゃくちゃありがたいですよ。だって、ファミレスならドリンクバー単品で500円ぐらいするところもありますからね。僕はドリンクバーでもコーヒーしか飲まないので、ちょうどいいんです。

 お腹が空いている時は、飲茶やホットドック、扱いがあればピザを頼むこともあります。僕にとってミスドは、カフェとファミレスのいいとこどりした位置づけです」(Bさん)

コンビニのドーナツ参入でわかったミスドのおいしさ

 商社勤務の20代女性・Cさんは、コンビニでドーナツが販売されたとき、ミスドの「すごさ」を改めて感じたそうだ。

「一時期コンビニにドーナツが売られていましたが、いつの間にか消えていますよね。あと、ドーナツは外資系のお店もありますが、甘すぎるし価格も高めで、私にとって定番にはなりませんでした。結局ドーナツはミスドが“ちょうどいい”というか、“こういうのがいいんだよ”という感じなんです」

 あれもこれも高くなり、値上げに敏感になるなかでも、ミスドに価格以上の満足感や安心感を覚えるファンは少なくないようだ。(了)

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