中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

「さすがにコリャねーだろ!」“マズいもの”を食べた後の会計ほど虚しいものはない 人生史上最悪にマズかった食事を振り返る

「こりゃ、食えたもんじゃないな」

 まず出てきたサラダについて、本来野菜は7mm角程度に切るものですが、1.3cm角と巨大。キュウリは種が育ち過ぎていて、見た目がまず悪い。食べてみると塩と胡椒とレモンが効いておらず、妙なインドスパイスの味しかしない。塩を振ってみると若干改善されるものの、元の野菜が古すぎてどうにもならない。ライムをかけたら改善するかと思い注文すると、ライムから汁が出てこない。ひからびたライムだったのです。

筆者がマズい店で食べた「インチキ羊飼いのサラダ」

筆者がマズい店で食べた「インチキ羊飼いのサラダ」

 この段階でこの店はかなりヤバいことが分かり、追加注文はしないことに決定。せめてチキンケバブはまともなのが出てくれ!と念じるも、出てきたのはチキンに怪しいインドスパイスを塗って焼いたもの。付け合わせの生タマネギから食べてみるとコレが猛烈にマズい。タマネギがマズいってどういうことだ? そう思いチキンを皿に移しナイフで切って口に入れたらとんでもなくパサパサな肉でした。いくら胸肉とはいえコリャねーだろ! タイって無茶苦茶鶏肉ウマいはずだろ! と若干キレ気味になって連れの表情を見ると浮かない顔をしている。

あまりにもマズい店のチキンケバブ

あまりにもマズい店のチキンケバブ

 どうやら我々の気持ちは同じだったようです。「こりゃ、食えたもんじゃないな」と、会計することを決定。ビール2本と怪しい羊飼いのサラダとパサパサインチキチキンケバブでしめて3000円。それ以上頼まないで良かったです。結局その晩はバーガーキングに行き「あぁ、ウマいね」と人心地ついたのでした。

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