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ライフ

ドン小西さんが明かす“20年前に別れた妻”と熟年再婚する理由 別れて生じた変化、再び籍を入れる決意…「お金より大事なことがあるからこそ」の思い

“20年前に別れた妻”との熟年再婚を決意したドン小西さん(本人提供)

“20年前に別れた妻”との熟年再婚を決意したドン小西さん(本人提供)

 辛口ファッションチェックがお茶の間で人気のファッションデザイナー、ドン小西さん(74)。5月16日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に生出演した際、「熟年再婚」を宣言したことが大きな話題を呼んだ。相手は約20年前に離婚した元妻の早苗さんだ。2人の最初の出会いをドン小西さんが明かす。

「僕にとって離婚は必要だった」

「早苗は僕が大学中退後に入った文化服装学院の同窓生で、彼女が17歳の時に出会いました。生まれて初めての同棲相手で、6畳一間の風呂なしアパートに住んで、銭湯に一緒に行って……。本当に『神田川』の世界です」

 2人が結婚したのはそれから数年後。23歳で、デザイナーとして独立する前だった。下積み時代から夫婦で苦楽をともにし、ファッションブランドを立ち上げて経営者としても成功したが、結婚生活は次第に成り立たなくなった。

「僕は世界で通用するデザインを生むために、死ぬほどの努力を続けてきた。全国にお店を持って200人以上の社員を抱え、力量以上に仕事を背負ってね。自分の生活を犠牲にしてでも“今やらなきゃ”ということの繰り返しでした」

 結果、自身のブランド「フィッチェ」はビートたけしら芸能人にも愛用され、ミラノやニューヨークなどに進出したが、落とし穴も待っていた。

「1990年代は年商40億円、資産も数十億円になった。ところがバブルが弾けた途端、全てを失った。数億円の借金を抱えながらテレビや芸能活動に進出して稼いで、返済しての繰り返し……。そんな激動のなかでだんだん別居状態になり、最終的に家から追い出されました」

 離婚調停に2年を費やすなど揉めに揉めたというが、離婚したことに今も後悔はないという。

「僕にとって離婚は必要だった。別れたことによって躊躇なくいろんな仕事がでたから。仕事の幅は広がったんです」

次のページ:「離婚はしたけど心底憎み合ったわけではない」
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