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島崎晋「投資の日本史」

老中・田沼意次の「蝦夷地開発計画」に始まる「北海道開拓の歴史」 ロシアの脅威に対抗するため「幕府直轄地」となった経緯

北海道の開拓が始まるきっかけとなったのは、江戸時代に始まるロシアの進出だった(参考:『山川 詳説日本史図録(第10版)』、『図説日本史通覧』帝国書院ほか)

北海道の開拓が始まるきっかけとなったのは、江戸時代に始まるロシアの進出だった(参考:『山川 詳説日本史図録(第10版)』、『図説日本史通覧』帝国書院ほか)

 しかし、日本の国境を取り巻く情勢は揺れ続けた。押し寄せる列強の圧力に抗しきれず、嘉永7年(1854年)にアメリカ、ロシア、イギリス、オランダとの間に和親条約が結ばれると、翌年、北海道は改めて幕府直轄地となる。その後の幕末の動乱を経て、明治2年(1869年)の版籍奉還と同4年の廃藩置県により、北海道は完全に松前藩の手から離れた。

 続く中編記事では、明治以降に進められた北海道開拓の詳細について取り上げる。

■中編記事:【北海道開拓の歴史】特別待遇で開拓使に招聘された米国人農政家・ケプロンを筆頭とする「78人のお雇い外国人」の功績 その後の北海道における農畜産業や水産業の礎に

【プロフィール】
島崎晋(しまざき・すすむ)/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。『ざんねんな日本史』、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』など著書多数。近著に『呪術の世界史』などがある。

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