“人気の株”より“どうしてこんなに安いの?”と思う銘柄
好きな企業が株主優待や配当金を出しているなら、推し活のつもりで株を買ってみてもいいだろう。
「ただし、還元率や配当利回りはチェックしましょう。また配当は企業の利益から出ます。当期利益の何割を配当に回しているかを表す『配当性向』も要チェック。もし100%を超えていたら、利益以上に配当を出しており、それはいわば、株主に擦り寄っているだけで、企業自体の成長を放棄しているようなもの。目先の配当につられず、慎重な選別を」(藤川さん)
ようこりんさんは「いまは日経平均株価の値動きが弱いので、新たに高値をつけてブレイクする銘柄は見つけにくい」と注意を促す。
「長期チャートを読み込んで株価の動きを予測し、“これから新高値ブレイクする有望銘柄”を自力で見つけ出せれば、大きく増やせる可能性が高まります。
そのためには『会社四季報』で『来期は増益増配予定』などと書かれている銘柄の中から探しましょう。個別株は“すでに人気の株”“上がりそうな”ではなく“こんなにいい企業の株が、どうしてこんなに安いの?”と思う銘柄を狙うのが勝利の秘訣です」(ようこりんさん)
※女性セブン2025年6月19日号