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パチスロ「ボーナストリガー」搭載機がデビューもユーザーから辛口評価の理由 ノーマルタイプとAT機で二極化するなか“中間層”を狙う機種の難しさ “最後の一勝負”向きとの声も

注目度が高い『スマスロニューパルサーBT』(「スマスロニューパルサーBT」公式サイトより)

注目度が高い『スマスロニューパルサーBT』(「スマスロニューパルサーBT」公式サイトより)

ファン層によって異なる反応

 6月2日には、『スマスロニューパルサーBT』、『LBプレミアムうまい棒』、『翔べ!ハーレムエース』、『LBパチスロ1000ちゃんA』、『LBジャックポット』という5つのBT機がホール導入された。中でも特に注目度が高いのが、『スマスロニューパルサーBT』だ。同機種は、パチスロメーカー山佐の人気機種『ニューパルサー』シリーズのBT機バージョンという位置づけだ。

「『ニューパルサー』は1993年にホールデビューした4号機。ボーナスに当選すると“リーチ目”と呼ばれる特別な出目が出現し、そのリーチ目を見抜くこともこの機種の楽しみ方のひとつです。古くから人気のシリーズということもあり、比較的年齢層の高いユーザーに支持される傾向があります」(藤井氏、以下「」内同)

 今回導入されたBT機の中でもっとも導入台数が多いのが『スマスロニューパルサーBT』だが、この機種に対する反応は少々辛口なものも少なくない。SNSでは〈波が荒くなって、余計に遊びにくくなった…〉、〈ニューパルと思わなければふつうに面白い〉、〈BT機というものに光は見えたんだけどニューパルではなかったなって思いました〉、〈おもろいのかどうかは置いといて、ビッグ300枚ってのがよかった〉といった声が聞こえてくる。

「過去のニューパルサーシリーズとの演出面での変化に違和感を抱くユーザーも少なくなかったようです。ノーマルタイプを支持するユーザーの中には、かなりこだわりが強いユーザーも多く、新しい機種に対する厳しい意見が出てくることはよくあります。

 とはいえ、ユーザーによって評価がかなり違ってくるという現実もあります。ノーマルタイプのコアなユーザーは過度な演出を嫌う傾向にあり、ボーナスが当たったかどうかを“出目”で見抜きたいという人も多いんですが、一方で比較的パチスロ歴の浅いユーザーはそれなりに派手な演出で、なおかつ今どのような状態なのかがわかるような親切さがあったほうが好まれやすい。

『スマスロニューパルサーBT』について言えば、ノーマルタイプファンには『必要ない演出が多い』と感じられており、AT機に慣れているライトユーザーからは『演出がなさすぎて不親切だ』との声があります。ノーマルタイプのユーザーとAT機のユーザーの中間層の需要を狙うというBT機なので、両者のテイストをミックスした機種になるのは自然な流れでしょうが、その結果どっちつかずになっているようにも見える。今後ラインナップされているBT機の注目機種は、過去の人気シリーズのBT機バージョンが多いので、今回と同様の反応が出てくる可能性もあるでしょう。BT機の開発においては、このあたりのバランスが重要になってくるのかもしれません。

 また、『出玉の波が荒い』との意見もありますが、裏を返せばノーマルタイプよりは出玉性能が高く、BT機らしいスペックになっているということでもあります。その点については、BT機のメリットをしっかり示せていると思います」

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