大化けが期待できる今年上場の注目銘柄とは(写真:イメージマート)
「高市トレード」で大きく上昇した日本株市場において、これから株を買って株価5倍、10倍を狙うことはできるのか。10倍株、20倍株をはじめ株価が数倍に上がる「バガー株」29銘柄を手にし、約5年8か月で運用資産を561万円から10億円に増やした兼業投資家のテンバガー投資家X氏は、「長期的に業績を伸ばせるビジネスモデルを展開する会社に割安な水準で投資すれば、長期的に株価の値上がりも享受できる可能性が高まる」と説明する。
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“テンバガー候補”を手っ取り早く探し出す手法
「私が銘柄選択において最重要条件と考えるのがビジネスモデルです。中長期的な株価は必ず業績を反映します。日経平均株価が上がっても下がっても、先に伸びていくような会社、業績が中長期で拡大していく銘柄は投資対象になります。ただし、割高の水準では買いません。割安な水準で仕込めば基本的にリスクも低くなり、投資妙味は増します」(以下、「」内コメントはテンバガー投資家X氏)
テンバガー投資家X氏が15年間負け続けた投資を脱し、“億り人”になれたのは「IPO(新規公開株)セカンダリー投資という投資手法に出会ったことがきっかけだった」と振り返る。
「IPOセカンダリー投資は、新規上場後、さらに大きな成長が見込める銘柄を選別して割高ではない水準で投資する手法です。上場して初値をつけた後の銘柄のセカンダリー(二次流通)狙いで、株価が3~5倍程度になりそうな銘柄に的を絞る手法を取り入れたところ、2020年からパフォーマンスが大きく向上し、運用資産を5年8か月で178倍の10億円に増やしました」
「IPOセカンダリー投資こそ、“テンバガー候補”を手っ取り早く探し出す手法」とする同氏が、IPOセカンダリー投資で大化けが期待できる2025年上場の注目銘柄をピックアップ、各銘柄について解説する。
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