大切なのは「無理なく、続けること」
健康寿命を超えれば、食べられるものも、行ける場所も減ってくる。そのときに後悔することのないよう、せっかく増やした年金は貯め込まず、自分で自分のために、“いちばんいい使い方”をしてほしい。
繰り下げ・繰り上げも、働き続けることも、運用に回すのも、ゆとりある老後のために何より大切なのは「無理なく、続けること」。
「まずは、夫婦ふたりの年金だけで家計を回していけるかどうか、月々の支出をもとに話し合ってみてください。もし夫の年金だけでも充分なら、妻の年金は理論上、全額投資に回すこともできる。一方、余裕がないなら少しでもリスクのある運用や繰り下げ受給はせず、できるだけ働いて、公的年金の金額を増やすことです」(三原さん)
老後の安心の第一歩は、自分にできる年金の「増やし方」「貯め方」「使い方」を知っておくこと。物価高が続いても、年金額が目減りしても、やり方次第で「安心を得る」ことは決して不可能ではないのだ。
※女性セブン2026年2月19・26日号