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住まい・不動産
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【横浜市「10年後に衰退する駅」の共通項】「伊勢崎長者町」「関内」「阪東橋」…市内屈指の繁華街で人口減少の予測が続々 単身者に人気の繁華街エリアが抱える落とし穴

人口が減少すると予測されたエリアの特徴とは(関内駅)

人口が減少すると予測されたエリアの特徴とは(関内駅)

 日産自動車に代表される大手製造業やIT企業などが本社を構え、東京に依存しない独自の経済圏を持つ横浜市。観光地としても人気だが、リクルートが実施する「SUUMO住みたい街ランキング」で9年連続1位になるなど、住まいを持つ場所としても根強いブランド力を持つ。しかし、市内を駅ごとに検証すると、今後発展する駅と衰退する駅の明暗がはっきり分かれた。

 今回、マネーポストWEBは、不動産コンサルタント会社リーウェイズ協力のもと、約5億件の物件データを扱うAI分析を用いて駅ごとの将来人口の増減を算出。10年後の予測人口の減少数が大きい順に並べて横浜市の“10年後に衰退する駅”をランキング化した(市内延べ150駅のうち人口減予測の82駅が対象)。

 将来の人口予測でわかるのが、同エリアの不動産価値の行方だ。物件価格は立地に加え、売買時の不動産市況などによって決まるが、将来的に「価値が上がるか、下がるか」を見通すうえでは、そのエリアの「将来人口」予測が参考になる。

繁華街から人口流出の理由

 横浜市内で10年後の人口が最も減ると予測されたのは、市営地下鉄ブルーラインの「伊勢崎長者町」(人口増減数2035人減。以下同)だった。ワースト上位の駅にはどんな特徴があるのか。不動産コンサルタントの株式会社さくら事務所取締役副社長COO・山本直彌氏が解説する。

「他にも『吉野町』(7位、1724人減)、『関内』(12位、1562人減/47位、539人減)、『阪東橋』(16位、1368人減)などがワースト上位にあり、治安に懸念がある繁華街エリアが多い。

 かつては日本最大の貿易港だった横浜の繁華街は多国籍な雰囲気が味わえ、生活利便性も高いため、単身者には一定の人気はありますが、落ち着いた住環境を重視するファミリー層には敬遠されがちです。流入した単身者層も、ライフステージの変化に伴って転出していく傾向が強いため、人口増減の観点からはワースト上位にランクインしてしまいます」

 さらに、「10年後に発展する駅」ベストランキングでは横浜駅から東京方面にある東部や北部の駅が多くランクインした一方、東京方面とは逆の西部や南部の駅がワーストランキングに目立つ結果となった。

 該当する駅は、相鉄本線の「三ツ境」(5位、1738人減)、「瀬谷」(6位、1734人減)、相鉄いずみ野線の「いずみ野」(33位、944人減)、ブルーラインの「中田」(29位、1116人減)など、泉区や瀬谷区などに位置する駅などだ。

「東京へもアクセスが容易なエリアに対し、横浜より西部や南部のエリアは都心への移動距離や通勤時間が長くなる点が大きな懸念材料となっています。横浜では都心へのアクセスに時間を要する西側や、治安が懸念される繁華街エリアの駅は人口減少が予測されるという、非常にわかりやすい構図です」

 関連記事『【横浜市「10年後に衰退する駅」ランキング】「関内」「石川町」ほか中心部、「三ツ境」「希望ヶ丘」など西部がランクイン 「あざみ野」はじめ田園都市線沿線も意外な苦戦のなか相鉄線に狙い目の駅が』では、横浜市の衰退する駅ワーストランキング82駅を公開。横浜市中心部でワースト上位になった駅、田園都市線の駅が苦戦する理由の分析から、人口減少予測が逆に転じる可能性のある狙い目の駅まで、山本氏の解説で紹介している。

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