教育費を支える新たな家計の柱として「こどもNISA」に注目したい(イメージ)
2027年からスタート予定の通称「こどもNISA」。政府の税制改正大綱で明らかになったその中身はどのようなものか。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第180回は、「こどもNISA」について。
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教育資金の準備といえば「学資保険」や「教育資金の一括贈与」が定番でしたが、その常識が塗り替えられようとしています。2027年からスタート予定の通称「こどもNISA」。政府の税制改正大綱で明らかになったその中身は、意外にも「親子愛」を試されるユニークな制度でした。
「つみたて」一本勝負 18歳までに600万円
新しく始まるこどもNISAは、0歳から17歳までが対象です。大人のNISAにある成長投資枠(株など)は選べず、コツコツ型のつみたて投資枠専用となるのが特徴。
・年間投資枠:60万円
・非課税限度額:累計600万円
つまり18年の間にフルで600万円積み立てられます。これに運用益が乗れば、大学の入学金や授業料をカバーする強力な武器になります。しかも、18歳以降はそのまま大人版NISAへスライド可能。まさに人生のスタートダッシュを支える口座です。
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