大島てる氏(=左)と大熊昭氏
過去に殺人事件や火事、自殺、孤独死などが発生した、いわゆる「事故物件」は意外に多い。できればそんな物件には関わりたくないと考える人は少なくないだろう。だが、実際には「買う人」「借りる人」が相当数いるのだという。事故物件公示サイト「大島てる」代表の大島てる氏と、事故物件専門不動産会社「ハッピープランニング」代表の大熊昭氏に実態を聞いた――。
「相場の3割安」は本当か?
「事故物件」と聞くと、不気味さや怖さがつきまとうが、そもそもどんな人が買ったり、借りたりするのか。事故物件の買取・再生を手掛ける大熊氏が言う。
「やはり事故物件は相場と比べて価格が安いこともあり、人の死などをあまり気にしないで買われる方は一定数います。数としては自分が住むための“実需”が多いですが、なかには自分が住むのではなく不動産投資として買われる方もいます。世に広く知られた殺人事件が起こった物件は住みにくくても、孤独死や自死などはよくある話としてとらえる方も少なくなく、私のところにもたくさん相談がきます」(大熊氏・以下同)
事故物件は「相場の3割安」ともいわれるが、やはり安く買えるものだろうか。大熊氏はこう続ける。
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