英紙が報じた「長男の大統領就任」の可能性
だが、英紙『フィナンシャル・タイムズ』(5月5日付)はワシントン駐在のエドワード・ルース記者の「米国のファラオの時代」というタイトルのコラムで、トランプ氏が息子の大統領就任を望んでいるとの見方を報じた。
ルース記者はトランプ氏の5人の子供のなかで〈父親を喜ばせたいという気持ちが最も強いのは(長男の)ドナルド・ジュニアだ〉と指摘。長男は共和党の次期大統領候補として有力視されている側近2人と比較して過小評価されているとして、長男が有利な理由をこう書いている。
〈トランプ氏にとって長男がコントロール可能であるという点だ。バンス氏とルビオ氏はそれぞれはるかに適任ではあるものの、トランプ氏が政権を譲った後も忠誠を保つとは到底考えられない。(中略)残るは彼の息子の一人だ。トランプ氏が最近立て続けに(公共施設などに)自分の名前を冠しているのは、単なる名声作りの試み以上のものに見える〉
そしてコラムをこう結んでいる。
〈トランプ氏が君主制の華やかさを愛し、独裁者の権力に憧れていることはよく指摘される。先週は(英国王)チャールズ3世を招き、来週は中国の「終身国家主席」である習近平氏の賓客となる予定だ。しかし、見過ごされがちなのは、彼が王位継承に強い憧れを抱いている点である。トランプ氏の途方もない野望を考えれば、王朝が彼の念頭にないとしたら、それはむしろ不自然だろう〉
そんな報道のさなか、トランプ氏が次男夫妻を訪中に同行させたことで、長男に続いて次男エリック氏も後継者候補に浮上したと見られているのだ。
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