家計の割合は「7:1:2」が目安
クレジットカード払いで自転車操業に
ここ数年でキャッシュレス化が大きく進み、ポイント付与などメリットが強調されることから「現金を持たない」人が増えている。だが、貯められない人は、キャッシュレスを使いこなせていないことが多い。
「ポイ活になるからと、クレジットカードやQRコード決済など支払い方法をいくつも持っているせいで出費を把握できず、お金の出口ばかり増やしてしまい、ポイントもうまく貯まらない。キャッシュレスはお金を払う感覚が薄いので、知らないうちに使いすぎる人も。便利なのは間違いありませんから、決済方法は本当に必要なものだけに絞り込んで」(黒田さん)
クレジットカードは後払いのため、手元にお金がないときに“家計の延命措置”として使ってしまうと、それ以降はずっと自転車操業になってしまう。
「特に50代、60代になってカード払いのクセが抜けないと、定年退職したり病気になったりしてからもカードで好きなだけ買ってしまい、老後破産するリスクが高まります」(三原さん)
「月末などの収入が入る直前はキッチリ節約している」という人ほど貯められない傾向にある。お金がないときに切り詰めた分、お金が入ったら財布のひもが一気にゆるむからだ。
「月末にがまんした反動で、次にお金が入ると“頑張ったから”“自分へのご褒美”と、言い訳買いが増えやすい」(横山さん・以下同)
