「S&P500」が注目を集める理由
今回取材した億り人たち全員が口を揃えて特に注目すると回答したのが、アメリカの代表的な企業500社の株価と連動する「S&P500」だ。著書に『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』を持つちょる子さんはこう指摘する。
「『オルカン』は全世界の企業に分散投資できる銘柄ですが、いま市場を牽引しているのはテクノロジー系の企業です。特にアメリカのビッグテック(アメリカの主要IT企業)が伸びている。防衛費が上がり、テクノロジー関連の企業が伸びるトレンドは長く続くとみています。その分野に投資できるのが『S&P500』なのです」(ちょる子さん)
たぱぞうさんもアメリカ推しの理由を言い添える。
「近年のイノベーションの多くはアメリカで起こりました。S&P500は米国株が中心なので分散効果が薄いという人もいますが、現在進行形で『第四次産業革命』ともいえるAI革命が起こっている。アメリカを中心にさらに大きな変化があると考えられる以上、アメリカに投資をしていくのは妥当だと考えられます」
この「S&P500」に投資をした場合、どこまで資産を増やすことができるのか。
「過去の実績でいえば2005年から、この20年で『S&P500』の値は約6倍弱まで上がりました。リーマン・ショックの暴落があったにもかかわらず、かなり高いパフォーマンスといえます」(坂本さん)
将来のことは誰にもわからないが、20年後までを考えるならば、少し固く見積もって利回り5%程度は期待してもいいのではないかという見方も強い。
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※女性セブン2026年6月25日号