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《キオクシア急騰の陰で埋もれた銘柄に注目》「ホルムズ海峡封鎖解除」「日銀利上げ」による追い風・復活期待の業界とは? 2年弱で資産17.5倍を達成した元証券マンが読み解く

市場に眠る優良株をどう探すか(写真:イメージマート)

市場に眠る優良株をどう探すか(写真:イメージマート)

 日経平均株価は今年前半、史上初の7万円台へ堅調に駆け上がっていったが、この間、日経平均を牽引してきた銘柄の代表格が、半導体メモリ大手・キオクシアホールディングス(HD)である。6月22日には一時11万円を超え、2024年12月18日にIPO(新規上場)した際の公開価格1455円の70倍超に達した。では、キオクシアHDに注目があつまるなかで埋もれている業種はないのか。今後の相場見通しと合わせて、凄腕の投資家に聞いた──。 

ホルムズ海峡の封鎖解除を受けた復活シナリオ

 AI・半導体銘柄が市場を牽引する一方、今年前半に逆風を受けた業種の復活シナリオに期待が寄せられている。元証券マンで元手94万円を1年11か月で17.5倍にした個人投資家のかぶカブキさんは、ホルムズ海峡の封鎖解除の動きを背景に「別の軸」での投資機会を見出している。 

 米国とイランは6月17日に戦闘終結に向けた覚書に署名してホルムズ海峡の封鎖解除を目指している。協議の進展には不透明感も漂うものの、かぶカブキさんはホルムズ海峡の封鎖解除を受けた復活シナリオをこう語る。

「ホルムズ海峡の封鎖が解かれていけば、この間に売られた業界の復活があるんじゃないかと見ています。建設、ゴム、自動車部品、このようなセクターの復活です」(以下「」内のコメントはかぶカブキさん)

 中東情勢の緊迫化によって打撃を受けたこれらのセクターは、情勢が落ち着けば需要が戻りやすいとみている。パニック売りによって企業価値に比して大きく値を下げた優良株が、適正水準に回帰する過程を狙う発想だ。

次のページ:「逆風なのは、半導体メモリを使う側」

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