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「ENEOSは35.9万円、商船三井は33.7万円」三菱・三井・住友のグループ企業「初任給ランキング」を解剖 グローバル展開する企業が上位に 学生人気が高いSCSKは32万円

就職先として根強い人気を誇る財閥系商社(イメージ)

就職先として根強い人気を誇る財閥系商社(イメージ)

 優秀な人材の獲得競争が激化する近年、多くの企業は初任給を上げることで学生の獲得につなげようと必死だ。そうしたなか、日本を代表する企業グループである三大財閥「三菱」「三井」「住友」の初任給はどうなっているのか――。東洋経済新報社編集委員の山川清弘氏の著書『教養としての三菱・三井・住友』より、一部抜粋・再構成して紹介する。(*初任給はいずれも2025年入社の数字)

三菱Gのトップは日本最大級のエネルギー企業

 初任給は、企業が「どれだけ人材に投資しているか」を示すひとつの指標です。近年、人手不足や優秀な学生の獲得競争が激化する中、初任給を引き上げる企業が増えています。

 三菱グループのトップは、ENEOS(35.9万円)。日本最大級のエネルギー企業として、石油精製、販売、化学品製造など、多様な事業を展開しています。エネルギー業界は、世界経済の動向に大きく影響されるため、高度な分析力や判断力が求められます。そうした人材を確保するために、高い初任給を設定しています。

 日本郵船(33.3万円)は、海運業界ではトップクラスの初任給を提示しています。若手社員にも早い段階からグローバルな仕事を任せる文化があるため、高い初任給と引き換えに、高い成果を求められるようです。

 三菱グループの初任給ランキングを見ると、「グローバルに展開し、若手にも大きな責任を任せる企業」が上位に並んでいることがわかります。エネルギー、商社、海運、不動産といった業種は、いずれも世界経済と密接に関わっており、優秀な人材を確保するために、高い初任給を提示しているのでしょう。

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