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土俵に埋まるカネ
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【土俵に埋まるカネ】大の里、豊昇龍が黒星続きの名古屋場所は「懸賞金2826万円」が下位力士に渡り「今日はみんなで焼肉だ!」 金星4個配給で協会は年96万円の支出増に

懸賞金は471本が下位力士の手に

 また、横綱戦や結びの一番には懸賞金が集中するが、名古屋場所には3504本、金額にして2億1024万円(力士の手取り1本6万円で計算)の懸賞金の申し込みがあった。地方場所の最多記録(今年3月の春場所の2724本)を780本も更新。昨年7月の名古屋場所(2391本)に比べて1113本も増え、両国国技館での今年1月の初場所も上回った。

 力士別で最多となった大の里の170本はじめ、豊昇龍にも108本の指名懸賞があり、両横綱の取組には懸賞金が集中したが、結びの一番で横綱を破った力士が両手で懸賞袋を抱きかかえるようにして花道を引き揚げていく光景が目立った。

 ともに結びの一番だったため、2日目の大の里戦で53本、3日目の豊昇龍戦で48本を手にした藤ノ川は、2日で101本。606万円の収入となった。藤ノ川は「今日はみんなで焼肉だ。残りは貯金です」と大喜びしていた。

 大の里は初日(義ノ富士=35本)、2日目(藤ノ川=53本)、4日目(豪ノ山=47本)、9日目(安青錦=28本)、11日目(熱海富士=24本)、12日目(霧島=60本)と6敗したことで247本が対戦相手の手に渡った。

 豊昇龍は3日目(藤ノ川=48本)、6日目(伯乃富士=14本)、9日目(義ノ富士=59本)、10日目(安青錦=19本)、12日目(琴櫻=24本)、13日目(熱海富士=60本)とこちらも6敗で224本だったが、14日目の霧島戦に休場したことで41本のうち17本が取りやめとなり、残り24本が琴勝峰対大栄翔戦などに懸け替えられている。

 両横綱が敗れたことで下位力士が手にした懸賞金は合計で471本。金額にして2826万円にものぼる。

 両横綱が優勝争いに絡めかなったことで、巴戦を制した安青錦は優勝賞金1000万円と技能賞の200万円。大の里と豊昇龍と2横綱を2日連続で破った藤ノ川は殊勲賞、巴戦に進出した熱海富士は敢闘賞としてそれぞれ200万円を手にしている。

 両横綱が不甲斐ない成績だったことで、今場所は下位力士たちの大きなカネが振る舞われることになった。

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