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ライフ

結婚式なし、指輪なし、マイホームなし…「それでも旅行と推し活にはお金を惜しまない」“一生に一度”より“日常の満足”を選ぶ若年夫婦たちの価値観

「結婚式はマウント合戦に巻き込まれそうでしんどい」

 関東在住の会社員の女性・Bさん(30歳/デザイン事務所勤務)は、結婚式をしない選択をした理由は「お金の問題だけではない」と語る。

「正直、結婚式ってお金がもったいないという気持ちもあります。でもそれ以上に、『自分たちが主役です、見てください、祝ってください』という感じが少し恥ずかしいというか(笑)。私が自意識過剰なのかもしれませんが、夫婦のムービーを撮って他人に見せたり、当日の様子をSNSに写真を上げたりするのも気が重いんですよ」(Bさん)

 Bさんの周囲では、結婚式や前撮りの写真がSNSに投稿されることも多い。ドレス、式場、演出、装花、料理、引き出物など、無意識のうちに比較が生まれる空気にも疲れるという。

「友人の式を見るのは楽しいんです。でも自分がやる側になると、『あの子の式より地味だと思われたら嫌だな』とか、『逆に張り切っていると思われるかも』とか、考えすぎてしまう。

 実際に、これまで何度も友人の結婚式に行きましたが、裏で『3万円のご祝儀はきつかった』『引き出物のクオリティが低かった』といった愚痴を耳にしたことも多いです。結局、マウント合戦に巻き込まれるくらいなら、最初からやらないほうが楽だと思いました」(同前)

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