見積もりにも「セカンドオピニオン」を求めたい(イメージ)
「格安の葬儀広告を見て依頼したものの、実際には80万円近い見積書を提示され、納得できないまま契約した」…そんな後悔をしないためにはどうすればよいか。葬儀業界歴約30年、1級葬祭ディレクターの赤城啓昭氏によれば、「セカンドオピニオン方式」として故人の搬送・安置を依頼した後でも、葬儀社を選び直せるという。では、限られた時間の中で、どのように複数の葬儀社を比較し最終的な依頼先を決めればよいのか。赤城氏が、自身の経験を交えながらくわしく解説する。【葬儀のセカンドオピニオン・全3回の第3回】
複数の葬儀社に見積書を作らせる
前回記事では、搬送を担当した葬儀社・A社の見積書を見た後で、そのままA社に最後まで依頼するかどうか心配が生じたため、いったん保留するところまで解説しました。今回は「A社の見積もりに納得がいかなかった」場合に、次に取るべき手順です。
A社が帰った後、近隣の葬儀社をインターネットで調べます。最低でも2社以上ピックアップしましょう。今どきホームページを持たない葬儀社は、情報発信する気がないところです。顧客と誠実にコミュニケーションを取ろうとしていない可能性があるので、候補から外してください。
ピックアップした葬儀社に、見積書を作成して欲しいと電話かメールで伝えます。葬儀社は基本的に24時間営業なので、深夜に連絡して構いません。むしろ、夜中に対応できない葬儀社は候補から外してください。
その際「○○市内で10人の家族葬」というように「場所と参加人数」の条件を伝えましょう。ポイントはA社の見積もりの内容と揃えることです。条件が同じでないと、比較・検討がしづらいためです。
メールの返信を受け取り、見積書の金額の安い葬儀社を2社(仮にB社C社とする)選んでください。3社以上選んでも構いませんが、これからコンタクトを取って話を聞くので、増やしすぎて負担にならないよう注意しましょう。
