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30代男性、気になる女性に年収をあえて低く言う理由

「確かに給料が安いと言った時点で、『この男はないな』と思う女の子は多いでしょう。けれども私は、仮にデートにこぎつけた場合、必ず全額払います。それは二度目も三度目もです。味も値段もきちんとした店を選びますし、プレゼントはそれなりに値の張るものを渡します。

 すると相手は必ず、『無理してない?』『こんなに高いお店じゃなくて良いんだけど……』といったことを言うので、そこで初めて、『この間言った月収は手取りだから』などと言って、本当はもっと稼いでいるということを告白すると、相手はすごく安心した表情をし、私を見る目が変わるんです。期待値を下げておいて、それを上回る回答を出すと、相手の評価は飛躍的に上がります」

 どうにも遠回りな方法に思えるが、学生時代の手酷い失恋経験があるSさんは、「どんな好きな子でも、収入で釣るのは絶対にイヤ」「金が目当ての子は、お金がなくなったら離れていくだけ」と、断言する。

 1988年に公開された映画『星の王子 ニューヨークへ行く』で、エディ・マーフィが演じたザムンダ王国の王子は、身分を隠した貧乏生活の中で理想の伴侶を見つけることができたが、程度の差こそあれSさんのやり方もそれと似たようなものかもしれない。いつも正攻法で玉砕している人は、この「星の王子」作戦、やってみる価値はある?

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