日本大学の駿河台キャンパス
大学受験シーズンも終盤戦。受験生の中には、合格の報を受け取り、一人暮らしする場所を探し始めた人もいるだろう。初めての一人暮らしに心が浮き立つのは分かるが、住む場所の当たりハズレは、学生生活の充実度に大きく影響するもの。日本一の学生数を誇るマンモス大学、日本大学に合格した場合、どこに住むのが正解なのか？ ライターの金子則男氏がオススメの街を紹介する。
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日本一の学生数を誇る日大は、当然広大なキャンパスが必要。福島（工学部）から三島（国際関係学部）まで、学部によってキャンパスがさまざまな場所に散っています。ここでは、法学部、経済学部、理工学部、歯学部がある三崎町・駿河台キャンパス、下高井戸（桜上水）の文理学部キャンパス、祖師ヶ谷大蔵の商学部キャンパスについて紹介します。
【三崎町・駿河台キャンパス】
（1）総武線 平井以遠
水道橋か御茶ノ水を使う日大生が考える第一候補は総武線。通学時間と家賃のバランスを考えれば、東（秋葉原方面）に向かうのが賢明です。御茶ノ水から6駅の平井なら、家賃相場は7.26万円（ワンルーム・1K・1DK。ライフルホームズ調べ。以下同）、もう1駅先の新小岩まで行けば6.86万円と、7万円を割り込み、以降、1駅離れるごとに家賃は綺麗に下がっていきます。
（2）都営三田線 巣鴨以遠
通学時間と家賃のコストパフォーマンスを考えれば、総武線以上なのが、都営三田線で北（高島平方面）に向かう方法です。水道橋から5駅の西巣鴨なら家賃は7.26万円。学校に近いだけでなく、庶民的な物価の街が広がっていますので、住みやすいことはこの上ありません。あえて欠点を言えば、渋谷や新宿などの繁華街には、少し行きにくいと感じるかもしれません。
（3）千代田線 町屋
都内の中心に位置する三崎町・駿河台キャンパスは、鉄道網が大変充実した地域。新御茶ノ水駅から千代田線で北（綾瀬方面）に行くという手もあります。新御茶ノ水駅から5駅の町屋まで行けば、家賃は6.87万円。駅前はスーパーやファストフード、居酒屋、パチンコ店など、バランス良く栄えており、物価は都内でもかなり安い地域です。
