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ジャパネットたかた 先代を超える売上を記録する2代目社長の発想力

ジャパネットの自社内にテレビ通販のスタジオを設けている

ジャパネットの自社内にテレビ通販のスタジオを設けている

──しかし、新型コロナでクルージング商品は大打撃を受けてしまった。

高田:大変伸びている商品でしたので新型コロナ問題は痛手でしたが、このような新しいアイデアは引き続き考えていきたい。

 当社では地域創生にも力を入れているので、今後は地方を散歩しながら食べ物を探求する番組を作って、そこで登場した食材なり食べ物を販売していくなど、いろいろな切り口を考えています。ジャパネットらしく、皆さんが知りたいことをリアルタイムでお届けできるチャンネルを作る、というのが最終的な理想です。

【プロフィール】
高田旭人(たかた・あきと)/1979年、長崎県生まれ。東京大学教養学部卒業後、野村証券会社を経て、2004年にジャパネットたかたの社長室長に着任。コールセンターや物流センターの責任者を務めた。2012年7月からジャパネットHD副社長。2015年1月から社長就任。

【聞き手】
河野圭祐(かわの・けいすけ)/1963年、静岡県生まれ。経済誌編集長を経て、2018年4月よりフリーとして活動。流通、食品、ホテル、不動産など幅広く取材。

※週刊ポスト2020年10月16・23日号

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