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コメダの甘味喫茶「おかげ庵」が切り開く和風喫茶チェーンの可能性

テーブルの上で団子を焼ける

テーブルで焼く「おだんご」

テーブルで焼く「おだんご」

 ぜんざいやあんみつ、抹茶を使ったスイーツなどの甘味も充実しているおかげ庵だが、さらに特徴的なメニューは、テーブルの上で焼くことができる「おだんご」だ。

『おだんご』(3本570円、公式サイトでの表示価格・以下同))や『五平餅』(570円)、『焼き大福』(570円)、『いそべ焼』(570~700円)を注文すると、テーブルに電熱式の焼き台が運ばれ、そこで自分で焼いて食べるシステムとなっている。

「喫茶店で焼きたてのおだんごを食べられるというのは、そう滅多にあることではないですし、“自分で焼く”という楽しみがあるのも大きな魅力です。また、焼き加減を自分で調整できるというのもいいですね。店内に香ばしい焦げた香りが立ち込めて、食欲もそそられます」

鉄板にのって提供される「レトロスパゲティー」

鉄板にのって提供される「レトロスパゲティー」

 また、喫茶店ならではの懐かしい食事メニューも提供している。たとえば、鉄板の上にふんわりと焼かれた卵とナポリタンが乗った『レトロスパゲティー』(820~940円)、名古屋めしの代表格でもある『あんかけスパゲティー』(790~910円)、さらに、シンプルな『おうどん』(630~700円)や名古屋名物『きしめん』(630~700円)も提供している。

「コメダ珈琲店の食事メニューは、バーガー系がメインですが、おかげ庵では麺類がメインとなっています。ランチの時間帯などは食事目的のお客さんも多いようです」

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