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パチンコ店の原則禁煙化から半年 パチンコファンはどう変わったか

かつて灰皿が置いてあったパチンコ台の横には禁煙化を告知するステッカーが貼ってある

かつて灰皿が置いてあったパチンコ台の横には禁煙化を告知するステッカーが貼ってある

「パチンコをやめる」か「たばこをやめる」か悩んで…

 実際に、加熱式たばこOKのホールを検索するサイトを活用しているというのは、40代の男性会社員・Aさんだ。

「仕事柄、出張で地方に行くことも多くて、暇つぶしにパチンコにも行くんですよ。そういうときは、ネットで加熱式たばこが吸える店を探して、そこに行きます。地方だと吸えるお店が見つからないこともあって、そういうときはパチンコに行くのをやめます。なんとなく、たばこを吸いながら打つのが習慣になっているので、たばことパチンコはワンセットなんですよね」

 パチンコを打っている際、定期的に喫煙所に行くという人もいる。30代会社員の男性・Bさんはこう話す。

「私が通っているお店は全面禁煙。私は1日に1~2箱くらいの紙巻たばこを吸っているんですが、パチンコを打つときは30分に1回くらいは喫煙所に行って一服します。最初は、わざわざ喫煙所に行くのが面倒だと思っていましたが、今はもう慣れました。あと、パチンコって液晶画面の映像も派手だし、光や音もすごいじゃないですか。喫煙所に行って一服すると同時に、目と耳を休ませているという感覚もあるかもしれません」(Bさん)

 原則禁煙化をきっかけに、たばこをやめたというのは、30代自営業の女性・Cさんだ。

「元々たばこをやめたいと思っていたのもあって、これがいいきっかけだと思い、禁煙してみました。“パチンコをやめる”という選択肢もあったんですが、たばことパチンコを天秤にかけてパチンコが勝ったということですね。おかげで、半年経ってもまだ禁煙は続いています」

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