家計

「貯まる財布」は中身もシンプル クーポン券はもらわない選択肢も

丸山さんの「貯まる財布」の特徴

 丸山さんの財布は、カード入れがスカスカ。中には銀行カードとデパートの会員証、クレジットカードが1枚ずつ。現金は1万1332円だ。株主優待券は入っているが、割引券などは皆無。スマホケースにもプリペイドカードとドン・キホーテのポイントカード、Tカードが入っており、実際に使っているのは、スマホケース内のプリペイドカードのみだという。

野原さんの「貯まらない財布」の特徴

 10年間愛用しているグッチの財布には、比較的よく使う銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどを収容。所持金は、月末のため1324円。「今月も貯金できなかったけど、クレカのポイントはたっぷり貯まっているわよ~」(オバ)。レシートはとりあえずもらっているだけで、あとでポイするそう。

 手づくりの「セカンド財布」には、普段はそれほど使わないポイントカードや電子マネー「nanaco」などを収納。「野原さんの場合、60才から使える『シニアnanaco』に切り替えた方がお得ですよ」と丸山さん。

【プロフィール】
丸山晴美/節約アドバイザー、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナーとして活躍。5年間で600万円を貯めて26才でマイホームを購入したツワモノ。新著は、『シングルママの「お金に困らない」本』(徳間書店)。

野原広子/ライター。女性セブンにて、“オバ記者”として数々の体験取材にチャレンジ。同時に議員秘書のアルバイトも行い、精力的に働く。「お金は使ってこそナンボ」がモットー。稼いだお金は気持ちよく使うため、貯金はほぼゼロ。

取材・文/桜田容子

※女性セブン2021年1月21日号

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