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老後に向けたモノの整理 「恥ずかしいもの」「重要書類」の処分法

【重要書類】保管場所は1か所に決めて家族で共有。暗証番号はリスト化

重要書類は、保管場所を1か所に決め、その情報を家族で共有

重要書類は、保管場所を1か所に決め、その情報を家族で共有

 家の権利書や有価証券、保険証券、年金手帳などの重要書類は、保管場所を1か所に決め、その情報を家族で共有しよう。

「銀行の口座番号やキャッシュカードの暗証番号、クレジットカードの情報などはリスト化し、家族全員がわかるようにしておきましょう。特にネットバンクなどを利用している場合、通帳やキャッシュカードがないため、本人以外はその存在すらわかりません。認知症で自分自身がそれらの存在を忘れてしまう前に、使っていないカードなどは整理し、情報共有をしておくことが大切です」

【思い出の品】現物がなくても大丈夫なモノは写真に撮ってから処分する

証が残っていればいいというモノは写真に撮る

証が残っていればいいというモノは写真に撮る

 優勝カップやメダル、海外旅行で買った記念品、子供が描いた絵や母親の形見など、思い出が詰まっていて捨てられないモノは、重要度の低いものから処分していこう。

「現物を手元に置いておきたいモノと、それがあった証が残っていればいいというモノに分け、後者は写真に撮ってから捨てるのがおすすめです。地震や洪水などの災害によって、思い出の品を失うこともあるので、いざというときに持ち出しやすいよう、本当に大切なものだけをコンパクトにまとめておきましょう」

取材・文/上村久留美 イラスト/成瀬瞳

※女性セブン2021年1月28日号

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