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コンビニ3社の「焼き餃子」比較、断面からわかる具材のつまり具合と食べごたえ

ファミリーマート『焼き餃子』、最も長い部分が約9.3cm

ファミリーマート『焼き餃子』、最も長い部分が約9.3cm

ファミリーマート
『焼き餃子』(6個入り)
価格:267円(税込み)
カロリー:346kcal
重量(実測値):164g
1個あたりの重量:27.3g
大きさ(長さ、実測値):約9.3cm

「大きくて具が詰まっている」か「大きさと具の量が適量」か

 コンビニ大手3社の餃子について、前出・小浦氏が分析する。

「味について比較するのは難しいですが、“大きさ”でそれぞれの特徴が出ていると言えるでしょう、セブン-イレブンは5個入りにも関わらず、重量は最も重い180gで、1個あたりの重さも36gと、2社に比べて10gほど多くなっています。価格もセブン-イレブンが最も安く、単純に重さから計算するコストパフォーマンスという点では、セブン-イレブンがお得感があると思います。

 セブン-イレブンの餃子は断面を見てもわかる通り、それだけ“具が詰まった餃子”ということですが、好みは分かれるかもしれません。というのも電子レンジで温める場合、具が詰まっている餃子だと、中心部分と表面部分とで温度差が生じてしまうこともある。そういった“ムラ”が起こりにくいという意味では、ローソンとファミリーマートの餃子は、大きさも具の量も適度で、とても食べやすいタイプだと思います。

 コンビニの焼き餃子は、焼きたての皮の“パリパリ感”を楽しむのは難しいですが、フライパンを出してきて焼く必要もなく、すぐに食べられるメリットは大きい。専門店で焼きたてを買って持ち帰っても、家で電子レンジで温め直して食べるのであれば、コンビニの餃子とあまり変わらないですからね。電子レンジで温めることを大前提にしているコンビニの餃子は、むしろ完成度が高いのではないでしょうか」

 コンビニ商品だからといって、侮れない焼き餃子。今後も、全国の食卓で活躍する機会が増えていきそうだ。

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