キャリア

65才で司法試験に合格した元公務員 「勉強は体系的にするものではない」

吉村哲夫さんの勉強術

吉村哲夫さんの勉強術

 やろうと思ってもなかなかできないものだが、吉村さんは“やる気スイッチ”を押すためのルールを設けていたのだ。

「起床後と食後は、15分以内に机の前に座ることを習慣づけて、やる気がなくてもテキストを開くようにしていました。この間、ちょっとでもほかのことをしようものなら、勉強が後回しになってしまい、結局やらなくなる。それを避けるためにも、必ずこのルールだけは守っていたんですが、次第にやろうという気持ちが出てくるんです」

 いまでも勉強の毎日だ。

「ぼくは、余生という言葉が嫌いです。71才になったいまだって、前に向かって人生を歩んでいる。90才を過ぎても、弁護士として、何が何でも活躍しようと思っています!」

取材・文/廉屋友美乃

※女性セブン2021年6月17日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。