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「iPhone 8」が今も愛される理由 最新機種から出戻りする人も

今も現役バリバリで使えて、価格も魅力

 最近になって、新たにiPhone8を購入したという人もいる。飲食店で働く40代女性・Bさんは、iPhone 7からiPhone 8に機種変更した。見た目はiPhone 8、中身はiPhone 11 に近い性能を持つiPhone SE(第2世代)の購入も検討していたが、最終的にiPhone 8に決めた。

「iPhone8は中古で2万円前後、iPhone SE(第2世代)は4万円半ばくらいの価格でした。2万円以上の差は大きかったです。中古ショップによっては、格安SIM契約への乗り換え契約で、中古のiPhone 8が1円になるキャンペーンもあって魅力的でした」

 価格だけではなく、そのデザインにも惹かれた。iPhone 8への機種変更で背面パネルがガラス仕様になり、Bさんは「おしゃれになった」と満足気。カラーはゴールドを選んだが、ピンクゴールドに近い色合いもお気に入りポイントだという。

iPhone 8のゴールドはピンクゴールドに近い色合い(AA/時事通信フォト)

iPhone 8のゴールドはピンクゴールドに近い色合い(AA/時事通信フォト)

 iPhone 8はBさんの中学生の子どもと両親のスマホデビューにも一役買った。Bさんが先に述べたキャンペーンで、新規契約であれば端末1台あたり約1万円で購入できたため、計3台で約3万円の費用で済んだという。

「iPhone 8は4年前の機種だそうですが、現役バリバリで使えます。中古でも新品同然のキレイなものも多くて、バッテリーもそこまで消耗していないものもあります。しかも、何より安い! 子どもや高齢の両親のスマホデビューにも最適だと感じました」(Bさん)

iPhone 12はサイズが大きすぎる

 iPhone 8よりも新しい機種を使用していたにもかかわらず、出戻りする人もいる。IT企業で働く20代の男性・Cさんだ。昨年末にiPhone 12に機種変更したが、結局今ではiPhone 8を使っている。

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