家計

元手が「もらったポイント」の投資 失敗してもマイナスにならない安心感

ポイントで疑似的に投資を行う「ポイント運用」の仕組み

ポイントで疑似的に投資を行う「ポイント運用」の仕組み

 とはいえ、どうせポイント投資を始めるなら、少しでも利益を出したいもの。当然ながら、株価が下がっているときに参入しておいて、上昇したところで売却するのが定石だ。ただし、日経平均株価はいまでこそ3万円近い水準だが、コロナパニック真っ最中の昨年3月には1万6000円台まで暴落しており、今後、どんな動きを見せるかわからない状況だ。

 いつかコロナが収束するときを見据えて、株価が一進一退を繰り返しているいまこそ、参入のチャンスと考えることもできるかもしれない。

「元手が少額でリスクもリターンも少ないポイント投資では、資産形成には心もとない。ポイント投資で練習して、増えたお金で本当の投資をしてみるのもひとつの手です」(山口さん)

 ネットやスマホで買い物をするだけで貯まるポイントなら、ゼロになってもそんなに惜しくはないし、知らない間に増やせていれば儲けもの。「ちりつも」狙いで、気軽に始めてみよう。

※女性セブン2021年6月24日号

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