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子供の願いは「病院か施設で…」 老親の“自宅で最期を”の希望が叶わぬ現実

2021年7月18日 7:00 週刊ポスト

自宅で最期を迎えるためにはどんな備えが必要か(イメージ)
自宅で最期を迎えるためにはどんな備えが必要か(イメージ)

 人生の最期をどこで迎えるかは、非常に重要な問題だろう。“最期を自宅で迎えたい”と願う人は多いだろうが、子供がそれを聞き入れないケースも多数ある。千葉県在住の80代男性が語る。

「息子に『住み慣れた我が家で最期を迎えたい』という話をしたら、『仕事もあるから、その間ずっと実家にいるのは無理だよ。危なくなったら病院や施設に入ってもらったほうが安心』と言われてしまいました。家族に見守られて穏やかに死ぬのが理想だと考えていたのですが……」

 何らかの重大疾患で終末期を迎えたとしても、そのままの状態である程度の期間、生き続けるケースもある。子供が現役世代なら時間に余裕がない場合が多い。

 それでも“自宅での最期”を望むなら、事前に手を打ちたい。

「まずは、在宅医を見つけることが必須です」と言うのは、訪問診療専門の心越クリニック院長の岩間洋亮医師。

「元気なうちに、自宅で診療してくれる医師を見つける必要があります。まずは、地域の訪問看護ステーションや介護サービス事業所に相談しましょう」

 同時に進めたいのが、介護保険の手続きだ。

「認定を受けて要介護度が決まったら、ケアマネジャーと在宅医などが相談して、自宅に住み続けることを前提にした医療・介護の方針を固めます。最長で亡くなる半年ほど前から終末期となりますが、そうなったら在宅医が往診を増やして酸素吸入器などを使って最期の準備をします」(岩間医師)

 この時点で24時間看てくれる子供などの家族がいれば問題ないが、それが頼めない場合、民間のサービスで補うことが可能だ。

 介護保険ではカバーできない範囲の生活支援を担う「一般社団法人LMN」は、在宅看取りのサポートを行なう。代表の遠藤英樹氏が語る。

「終末期には、息を引き取る瞬間に備え、家族やヘルパーが不在となる間の見守りや身の回りの世話をスタッフが行ないます。料金の目安は4時間で1万1000円です。

 また、契約の際に利用者の望む亡くなり方を聞き取り、延命治療を望まないならその旨を担当医に伝えることまで請け負います」

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