ビジネス

セブン-イレブンが「コンビニの鬼門」揚げたてカレーパンに挑戦する理由

 コンビニ業界で成功例のない商品にはなるが、勝算はありそうだと渡辺氏は言う。

「他のコンビニの揚げ物はスナック系や総菜系ですが、カレーパンは主食系の分類に入るということで差別化も図れます。堅調なコンビニコーヒーとカレーパンとの相性は良く、セット購入の相乗効果も狙えます。

 コンビニ業界は昨年、約15億人の来店客減となっており、待ったなしの状況になっています。このカレーパン挑戦は、セブン-イレブンの今後の試金石になるでしょう」

 新商品への反応は“辛口”となるか“甘口”となるか──。

※週刊ポスト2021年7月16・23日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。