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【ドル円週間見通し】底堅い値動きか、今週は米小売売上高とFOMC議事要旨発表

2021年8月15日 8:00 マネーポストWEB

今週のドル円はどう動く?
今週のドル円はどう動く?

 投資情報会社・フィスコが8月16日~8月20日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め(量的緩和策の早期縮小)期待は継続し、ドル売りは限定的となりそうだ。7月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は予想外の増加を記録し、失業率は一段と低下した。いずれも雇用情勢の改善を示唆するデータとみられている。一方、7月消費者物価コア指数(コアCPI)の上昇率は市場予想と一致しており、長期金利の上昇は一服した。今週発表される7月小売売上高が市場予想を下回った場合、個人消費の鈍化が意識される可能性があるため、長期金利は再び低下し、ドル安要因となりそうだ。

 ただ、新型コロナウイルス変異株の感染拡大は米国以外の主要国の経済活動にも大きな影響を与えることから、欧州中央銀行(ECB)や豪準備銀行(中央銀行)は現行の金融緩和策を2022年以降も継続する可能性が高い。また、今月26-28日に米ワイオミング州で開催されるジャクソンホール会合に向け、FRBの資産買入れの段階的縮小(テーパリング)開始への観測は根強く、8月18日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がタカ派的なトーンならドル買いは継続しよう。

 さらに、NY株式市場ではダウやS&Pの過去最高値更新が続いており、米国株式の強気相場が日本、中国、欧州諸国の株価指数を押し上げる展開なら、リスク選好的な円売りが増える可能性があることもドル・円相場に対する支援材料となりそうだ。

【米・7月小売売上高】(17日発表予定)
 17日発表の7月小売売上高は前月比-0.2%と、6月の+0.6%から失速する見通し。市場予想を下回り、個人消費の弱さが意識された場合、金利安・株安に振れ、ドル売りにつながりそうだ。

【FOMC議事要旨】(18日公表予定)
 FRBは8月18日、7月27-28日開催のFOMCの議事要旨を公表する。議論の詳細から引き締め姿勢がより顕著になれば、ジャクソンホール会合に向けドル買いは続くとみられており、ドル円は、下げ渋りか。

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