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失敗しない墓じまいの手順と手続きを解説 “話を通す順番”には要注意

人生後半戦では不要な契約の整理を

人生後半戦では不要な契約の整理を

 相続・終活コンサルタントで行政書士の明石久美氏はこう指摘する。

「菩提寺への話の持っていき方に問題があると、場合によっては高額の離檀料を要求されるケースがあります。なにより墓じまい(改葬)は遺骨を取り出せば終わりというわけではなく、石材店に墓所を更地にしてもらったのちに墓地管理者に返還しなければなりません。

 また、遺骨の取り出しの際にも菩提寺が墓の閉眼法要をしたあと、石材店が遺骨の取り出しを行なう。墓地管理者である菩提寺が墓じまいに難色を示していると石材店が協力してくれないこともあります。墓じまいには菩提寺の協力が必要不可欠なのです」

 墓じまいにかかる期間については、「親戚と話をつけるところから始めると一般的には3年近くかかる」(吉川氏)というので、元気なうちから準備を進めることで、“面倒だから先祖のお墓から足が遠のく”という事態を避けられるようにしたい。

※週刊ポスト2021年9月17・24日号

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