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憧れの「ドラム式洗濯機」、買ってから気づいた思わぬ問題点

狭い脱衣所になんとか設置はできたものの…

「こんなはずじゃないんだが」ドラム式洗濯機の中を除く男性(イメージ。写真:アフロ)

「こんなはずじゃないんだが」ドラム式洗濯機の中を除く男性(イメージ。写真:アフロ)

 ドラム式洗濯機に「使い勝手の悪さ」を感じる人もいるようだ。IT企業に勤める20代女性・Bさんだ。テレワーク目的でビジネスホテルに3日間滞在した際、客室に設置されていたドラム式洗濯機に初めて触れた時は、感激した。

「人生で初めてドラム式を体験しました。ボタンを押しただけで、洗濯、脱水、乾燥とすべてが終わるわけです。仕事中はもちろんですが、客室清掃中、外出する時にセットしておけば帰ってきた時にはもう洗濯物が仕上がっている。“夢のような機械”だと感動しました」(Bさん)

 自宅に帰っても興奮冷めやらぬBさんは、在宅勤務を快適にしたいと思っていたこともあり、ネット通販サイトでドラム式洗濯機の購入に踏み切ったが、今では後悔しているという。

「まず設置スペースが予想以上に取られるので、家への搬入はもちろん設置にも苦労しました。そしていざ使ってみると、これまで使っていた粉洗剤はあまり溶けないため、専用の洗剤を買う羽目になりました。

 乾燥機は、シーツやタオルなんかの時は重宝してますが、衣服は傷みそうなので、今ではあまり使っていません。やり方を間違えたのか、一度失敗してシャツがめちゃくちゃ縮んじゃったのがトラウマで……。あと、うちの脱衣所は狭いので、扉の前に何か置きっぱなしにできないのはちょっとしたデメリット。家が狭いのにドラム式なんて買ってしまった私が悪いんですが、早くも後悔しています……」(Bさん)

乾燥容量が洗濯容量より小さいという「落とし穴」

 ドラム式洗濯機の壊れやすさから、縦型洗濯機に出戻りした人もいる。PR業界で働く40代女性・Cさんだ。節水や洗濯から乾燥まで終わるドラム式の利便性に惹かれた一人だったが、2台連続で壊れたことから、現在は縦型を愛用しているという。

「乾燥容量は洗濯容量より小さいというのが落とし穴でした。洗濯物をいっぱい詰めたら、結局生乾きになって外に干す羽目になることも。ドラム式は乾燥フィルターの埃詰まりでトラブルが起こりやすいことも想定外。縦型と比べるとメンテナンスが面倒ですね。うちのドラム式はそれが原因で壊れました」(Cさん)

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