家計

「こんなはずでは…」家庭用プリンター購入者が嘆く“想定外の落とし穴”

インクがないとスキャナーが使えない?

嵩むインク代に頭を抱えるユーザーも少なくないようで…(写真:アフロ)

嵩むインク代に頭を抱えるユーザーも少なくないようで…(写真:アフロ)

 PR業界で働く30代男性・Bさんの購入した機種は、インクが切れたらスキャナー機能も使えなくなるという“仕様”だった。

「まさか、そんな罠があるとは思っていませんでした。インクがないならプリントできないのは当然ですが、なぜスキャナーも使えないのか……。仕方なくスキャナーのためにインクを買ったこともありました。結局インクを買わせる商売なんですかね。今度買い替えることになったら、プリンターとスキャナーは別々にすることも検討したいですね」(Bさん)

 プリンターを2台買った人もいる。主婦の50代女性・Cさんは、コロナ禍で夫は在宅勤務、大学生の子どもはオンライン講義に切り替わり、家庭内でプリンターを使う機会が大きく増えた。そんなタイミングで10年前に購入したプリンターが突然動かなくなった。そこで、新しいプリンターを購入した。

「10数年ぶりにプリンターを新調したのですが、夫と息子がガンガン使うので、月にインク代だけで1万円ほどかかることもありました。純正インクって、めちゃくちゃ高いですよね。全色買い替えていたら、2~3回でそこそこいいプリンター1台と値段が変わらなくなるほどインク代がかかることに気がついて、バカバカしくなったこともあります。とはいえ、安いからといって互換性インクを使うと、メーカー保証外になることもあるそうで……新しいものは大事に使いたいので、純正インクを使っています」(Cさん)

 コスト面で頭を抱えていたCさんが思いついたのは、2台目として、型落ちの古いプリンターを追加で購入することだった。

「せっかく買った新しいプリンターが壊れると後悔しそうなので、新たに安いプリンターを購入し、こちらは互換性インクを使ってみることに。我が家では3枚以上の資料や、『読めればいい』というレベルのものは、安いプリンターの方で印刷するというルールです。新しいほうは、人に提出するものとか、カラーで綺麗に出力したいものとかですね。互換性インクはまだまだお試し中で、プリンターが壊れなかったらラッキーぐらいの温度感。今のところ問題はありません」(Cさん)

 プリンター需要が高まる中、思わぬトラブルやコスト問題に悩まされる人も少なくない。機種ごとに仕様が異なるので、購入時は慎重に見極めたい。


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