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大画面・高画質にも落とし穴? テレビ選びに失敗した人たちの誤算

テレビ選びの失敗談を紹介(イメージ。Getty Images)

テレビ選びの失敗談を紹介(イメージ。Getty Images)

 最近のテレビは大画面かつ高画質で、家にいながら迫力ある映像を楽しめるようになった。家時間を充実させるマストアイテムの一つであり、「テレビがない生活なんて考えられない!」という人もいるのではないだろうか。そうした中、テレビ選びに失敗して後悔している人もいるようだ。「たかがテレビ」と言うなかれ。ユーザーの声から、テレビ選びで注意しておきたいポイントを探ってみよう。

一人暮らし6畳部屋の適正サイズは…

 人材紹介会社に勤務する20代男性・Aさんは、都内の20平米ほどの1Kに一人暮らし。6畳の寝室に置くテレビの大きさ問題に直面しているという。

「一人暮らしのテレビ適正サイズが難しい。24インチの液晶テレビを長らく使っていたのですが、数年前にちょっと小さいなと思って32インチに買い替えました。最初は満足していたのですが、コロナ禍になって家で映画やドラマを見たり、ゲームをする機会が増えたことで、また『小さいな』と思うようになりました」

 新しいテレビの購入を検討しようと、家電量販店に足を運んだAさんは、6畳の適正サイズを説明され、驚きを隠せなかった。

「店員さんに、『6畳でもおすすめサイズは49インチ以上』と言われました。フルハイビジョンや4K対応のテレビは、最適視聴距離が短くなるので、狭い部屋でも大きい画面が“ちょうどいい”とかなんとか。大きくても40インチくらいを想定しましたから、本当にびっくりしました」(Aさん)

 Aさんが悩んだ末に選んだのは、49インチよりさらに大きい「55インチ」だった。その思い切った選択に、Aさんは「冷静に考えると大きすぎますよね。少し後悔している」と苦笑いする。

「その時セールをしていて、値段があまり変わらなかったんです。大きさはすぐに慣れるかなと思い、55インチを購入しました。店頭で実物を見たときは、この位の大きさならうちでも置けそうだと思いました。

 でも、いざ家に設置すると想像以上に大きくて、圧迫感が半端ない。ハイクオリティな画質のうえに、近くで大画面を見ることで目玉の移動距離が大きくなるせいか、目が疲れるので、もう少し小さくても良かったかもしれません」(Aさん)

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