中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

「物欲がなくて本当によかった」 セミリタイアを実現した47歳男性の価値観

筆者私物の現役ファミコン

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 ……こうした考えであるため、私は47歳時に「セミリタイア」を実現することができたんだと思います。物欲がないと人生の出費額が少なく済むので、さっさと仕事をやめることができるんですよ。もしもモノがたくさんほしい人生を送っていたら、今のように48歳になって仕事はほどほどにやりつつ、唐津に移住してのんびり暮らすような生活は望むべくもない。多分64歳ぐらいまでバンバンと働いていたと思います。

 そして、モノがない生活で意外と気楽なのが、「仮に泥棒・空き巣が家に入っても、盗られるモノがほとんどない」ということです。私は月に1回、佐賀県唐津市から東京へ出稼ぎに行きますが、空き巣の心配をすることがありません。いや、空き巣は来るかもしれない。ただ、まったく資産価値がないモノばかりで、入った空き巣にしても「なんでこんな家に入ってしまったんだ! なんて日だ!」なんて思うことでしょう。

 防犯の面でも「物欲のない人生」、ナイスですよ。

【プロフィール】
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は『炎上するバカさせるバカ 負のネット言論史』(小学館新書)。

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