ビジネス

「ホテルの客室からアメニティ撤去」で怒りの矛先向かう小泉進次郎氏のとばっちり

ホテルの客室からアメニティが消えていく運命か(イメージ)

ホテルの客室からアメニティが消えていく運命か(イメージ)

「進次郎氏の置き土産」ツイートが話題に

 2020年7月から始まった「レジ袋有料化」の前例があるだけに、消費者からも効果を疑問視する声が上がっている。SNS上では〈ほんと無意味〉〈手間が増えただけ〉と批判が相次ぐ。当然、矛先は法案を成立させた政治家に向くことに。同法は2021年6月に成立していて、当時の環境大臣は小泉進次郎氏だ。

 進次郎氏への不満はSNS上で話題になり、〈進次郎が環境大臣やった時の置き土産で4月から全国のホテルは客室に歯ブラシ等のアメニティを置くことが出来なくなります(リサイクル製品以外)〉というツイートは約4万件のリツイートを呼んでいる。

 こうした批判の声が出ていることについて、環境省はどう考えているのか。見解を聞いた。

「極論として伝わってしまっている面もあるかと思いますが、ホテルの部屋にアメニティが置けなくなるというものではなく、事業者ごとにプラスチック資源の使用削減のための目標値を自ら設定していただくという法律です。

 取り組みが見られなかったり、著しく不十分であると認められる場合は、勧告や命令が課される場合がありますが、いきなり課すことは想定しておらず、事業者に “どうなっていますか”とヒアリングから始めることになると思います。なお、今回の法案は『レジ袋有料化』と同様に原田義昭大臣の頃に発案されたもので、小泉進次郎氏の発案ではございません」(環境省リサイクル推進室)

 進次郎氏にはとんだとばっちりだった。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。