吉田みく「誰にだって言い分があります」

「宅飲みより高い」「2次会がない」…まん防明けの飲み会事情の変化に不満の声

飲み会は1次会だけ

 飲み会に“人生を懸けて”きた人もいる。都内在住の会社員ユイさん(仮名、28歳)は、コロナがきっかけで飲み会が減り、不安で仕方がないという。

「コロナ前は頻繁に仕事の付き合いの飲み会に参加していました。まん防が終わり、これから飲み会のペースが上がるかと思っていたのですが、開催されても1次会で帰る流れが当たり前に……。正直、寂しさを感じます」(ユイさん、以下同)

 今までに何度か2次会の提案をしたものの、「まん防慣れしちゃったから、1次会で十分満足!」などと言われてしまうそうだ。飲み仲間の言うことは理解できるものの、断わられるたびに不安が募るという。それは、恋愛面のことだった。

「本音を言うと、私は社内恋愛を望んでいます。エリートな男性が多いんです。ですが、飲み会は縮小気味、リモートワーク、マスク着用の日々……、どうしたら接点が持てるのかが最近の悩みです。

 気になっていた男性はいましたが、気付いたら社内結婚していました。内気な性格なので飲み会の場を借りて恋活を頑張りたかったのですが、この情勢では難しいかもしれませんね」

 最近は、飲み会以外でも男性とコミュニケーションできるように努めていると話すユイさん。対人関係スキル向上に繋がるセミナーを受講したり、関連書籍などを読むなどして、自分磨きに力を入れているそうだ。

 コロナ禍の影響で、飲食店での楽しみ方に大きな変化が出始めている。ユウスケさんのケースのようにコスパを見直すきっかけになった人もいれば、人付き合いが減ったことに不安を感じるユイさんのようなケースもある。コロナ禍の“見えない影響”はまだしばらく続きそうだ。

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