住まい・不動産

引っ越し先のお風呂がバランス釜でびっくり!その使い勝手と住み心地

バランス釜を操作するつまみ部分。「口火」「給湯・シャワー」「追いだき」などがある

バランス釜を操作するつまみ部分。「口火」「給湯・シャワー」「追いだき」などがある

 最初はバランス釜に戸惑うこともあったが、家賃の安さもあって、満足しているというAさん。ただ、バランス釜ならではの注意点も感じているようだ。

「まず、風呂場の壁と浴槽の間にバランス釜が設置されているので、浴槽が狭いですね。僕は小柄だから大丈夫ですが、大柄の人には窮屈で厳しいかもしれません。あと給湯性能がそこまで高くないので、冬はお湯が出る勢いが弱くなりがちです。年中シャワーをガンガン使いたいという人には向かないかもしれません」(Aさん)

一人暮らしで「追い焚き機能」が欲しかった

 学生時代にバランス釜の物件に住んでいたことがあるというのは、IT企業に勤務する30代女性・Bさんだ。バランス釜の「追い焚き機能」に惹かれて入居を決めたという。

「お風呂が大好きだったので、どうしても追い焚き機能は欲しかったんです。でも、一人暮らし用の物件ではなかなか見つからないし、あっても家賃が高い。当時は学生でお金もなく、バランス釜の物件に住むしかありませんでした。でも、追い焚きができるのはやっぱり便利です」(Bさん)

 台風や地震など災害も多い日本。停電時には電力の復旧に時間がかかる場合もあるが、バランス釜は電気を使わないので、いつでも温かいお風呂に入れる。

「着火に電気を使わないため、停電になっても湯を沸かせるというメリットがあります。昭和イメージが強くて古くさいと思われがちなバランス釜ですが、役立つ部分はありますね」(Bさん)

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