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「外干しはあり得ない!」洗濯物を部屋干しする人たちが語るメリットとニオイを防ぐ工夫

外干しならではの気持ちよさもあるが(昔ながらの洗濯物を干す風景が残るカナダ・プリンスエドワード島。時事通信フォト)

外干しならではの気持ちよさもあるが(昔ながらの洗濯物を干す風景が残るカナダ・プリンスエドワード島。時事通信フォト)

 しかし、部屋干しでは、生乾きのニオイもよく指摘される。どうやって対策しているのだろうか。

「私の場合、洗剤は部屋干し用のものを使っていることもあってか、意外とニオイが気になったことはないんです。あと、エアコンを入れている時期が長くて、室内環境がそこそこ安定しているというのもあるかもしれません。対策さえしていれば、必ずしも部屋干しとニオイがセット、というわけではないと思いますよ」(山口さん)

「ビル風で外に干せない」住環境から仕方なく

 本当は洗濯物を外に干したいが、住環境の都合でそれができないというケースもある。都内のマンションに夫と子供と住む40代の女性・野田さん(仮名)はこう話す。

「住んでいるのはマンションの4階で、小さなベランダもあるんですが、隣に高いマンションが建っていて、ほとんど日が当たらないんです。それと“ビル風”のような感じで空気の流れも激しくて、洗濯物が飛ばされてしまう。だから基本部屋干しにしています」(野田さん)

 野田さんは2日に1回のペースで洗濯をして、毎回寝室に干している。

「寝室の窓を開けて、少しでも空気の流れを良くして、部屋干ししています。洗剤と柔軟剤は部屋干し用のものを使っています。それでもニオイが気になったら、衣服用の消臭剤をふりかけますね。あと、洗濯機の中にカビが生えると洗濯物が臭くなると聞いたので、洗濯槽の掃除は頻繁にやっています。ただ、料理をすると、そのニオイが洗濯物についてしまうこともあるので、洗濯物が干してある間は寝室のドアを閉じています」(野田さん)

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