住まい・不動産

意外と平気? バスタブがない「シャワーのみ」の賃貸物件の住み心地

シャワールームなら掃除もラクで快適との声も(イメージ)

シャワールームなら掃除もラクで快適との声も(イメージ)

築年数の古めのシャワールーム物件

 元々、週1~2回ほど湯船に浸かる習慣があったが、今はバスタブなしの物件に住んでいるというのは、アパレル業界で働く20代女性・Bさん。「バスタブって、案外いらない」と感じるようになった。

「標準的な一人暮らしの1Kの広さで、バス・トイレ別、オートロックや独立洗面台など設備を充実させようと思うと家賃が高くなってしまうことが多いんです。いいなーと思うと10万円近くして、月収が手取り20万円くらいの私では手が届かない。悩んでいた時に不動産屋に紹介されたのが、築年数が30年とちょっとで古いけど、リフォームされていて、もともとは3点ユニットバスだったところにシャワールームが設けられ、独立洗面台もあるという物件でした」(Cさん)

 とはいえ、時には湯船に浸かりたいこともある。そんな時はどうしているのか。

「どうしても湯船に浸かりたいと思ったら、近所の銭湯に行きます。むしろどの銭湯に行くか楽しみが広がります。自分で掃除しなくていいし、大浴場だし、時々通うなら快適です。バスタブって、自宅になかったらないで慣れるものです」(Bさん)

風呂はジムで済ませるので問題なし

「バスタブがあっても、お風呂として使わなかった」という人もいる。印刷会社に勤務する30代男性・Cさんだ。

「もともと体格が大きめだったのに、バスタブが小さめで入りづらかったんですよ(笑)。バスタブに浸かっても窮屈でくつろげないので、自宅での入浴が億劫になってしまいました。だから開き直って、バスタブは“収納”として利用していましたね。ビールとか、ドリンク類を入れておく場所。

 風呂は契約しているジムで入っていて、タオルもレンタルで済ませているので、洗濯面でも楽。そんなタイミングでマンションの契約更新が来たので、今度はシャワーのみの物件に引っ越すことを決めました。家賃も安くなって言う事ありません」(Cさん)

 バスタブがなくても意外と平気な人もいる。シャワーのみの物件なら、家賃もぐっと安くなるだけに、ライフスタイルに合わせて選択肢に入れてみてもいいかもしれない。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。