投資

10月の制度改正でより利用しやすく 「企業型DCとiDeCoの併用」のポイントと注意点

【ケース2】企業型DCの商品ラインアップが物足りない人

 会社が設定しているDCの商品ラインナップの中に選択したい商品が含まれていなかったり、信託報酬が低いものがなかったりする場合、会社側で商品の追加や変更をしてくれれば良いのですが、なかなか実施されないのが現状です。

 今回の改正でiDeCoに加入して自分で金融機関を選定し、自分の望む商品ラインナップがあるほうをメインとして確定拠出年金の積み立てられるようになるでしょう。

 その一方でiDeCoの場合、企業型DCと違って、口座開設費用や毎月かかる口座管理費用などが個人負担となります。そうした費用を踏まえたうえで、それ以上の効果を期待するべく、「どのくらいの金額を積み立てられるのか」「何年の積み立て期間を設けることができるのか」など計画を立てる必要があるでしょう。

 また、各金融機関のiDeCoの商品ラインアップや手数料をよく見比べて判断する必要があるほか、現在の企業型DCで「マッチング拠出」を利用している人は、iDeCoを利用するためにマッチング拠出を解約する必要もあります。こうした手続きを10月までに行っておくと、iDeCo併用がスムーズになるでしょう。

【プロフィール】
清水斐(しみず・あや)/CFP、1級FP技能士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員I種。30歳でファイナンシャルプランナーとして独立、FP事務所「f-design」を開業し、長野・東京で活動中。主に30~40代の「普通のくらし」を求めている方への「自分がお客様の立場だったらどういう判断をするか」を軸にお金の持ち方・つかい方のアドバイスに力を入れている。ライフプラン作りから資産運用まで老後にわたる継続的なサポートすることを事業理念として活動している(http://www.fp-saku.com/)。

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